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2014/03/12

リムジンバスにて(北川)

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英国のNGOであるカンボジアトラスト(The CambodiaTrustCT)から、「カンボジアで義足協力活動を始めた創立25周年記念のイベントを2014124日(金)にカンボジアの首都プノンペンでやるので参加しないか」とのメールを貰った。1992年から約10年間、NTT(日本電信電話公社)を始めとする電気通信関係者で「プノンペンの会」というNGOを作り、CTに協力する形でカンボジアの地雷犠牲者に義足を贈る活動をしていたので、私と元NTTの岸政邦君が現在滞在中のベトナムから参加する事となった。

私は121日朝のフライトに乗るべく、前日の20日の夜に田園都市線「たまプラーザ」駅発、成田空港行きのリムジンバスに乗った。夜の便なので乗客は私一人だった。運転手のIさんは運転しているに関わらず、もともと話好きらしく、自然と乗客の私と運転のIさんが話を始めた。最初は、「東名高速の川崎インターの近くに高速バスが通ると家が揺れると警察に毎月30回も投書する人がいるので川崎インターは使えない」とか、KSバス会社は小さいので管制室がなく、運転手が自費でスマホを買って、その時の道路の渋滞状況を教えるアプリも自分で買って調べ、成田空港まで行くルートを自分で決めるのだと教えてくれた。

 私が
2012年にジュネーブで開催されたオタワ条約締約国に出席のため、12月のある晩、同じ時間にリムジンに乗った所、途中で運転手のお腹が痛くなってバスから下ろされ、後続のバスに乗り換えた。成田泊の予定で急ぐ旅でもなし、そのバスが海ホタルを通ったので楽しかったという話をしたところ、Iさんは「その時の運転手は私です、あの時のお客さんに再会するとは奇遇ですね」と言う。あれはノロウィルスで、バスから乗客を降ろして車庫に戻るまで、途中で吐いたりして6時間もかかったそうである。同じ時間に奥さん、息子も発症して苦しんでいるのにお互いの連絡がとれず、困ったとのことだった。ノロウィルスはが家族全員が同時にやられる、大変に苦しい病気だということを初めて知った。

「あの時にご迷惑をかけたし、お客さん一人で本来行くべき空港ターミナルビルに行く必要もない。規則違反だが、お客さんのホテルに直接行きましょう」と、リムジンバスで私のホテルまで送ってくれ、重いスーツケースをホテルの中まで運んでくれた。

偶然とはいえ、その先の旅の幸運を思わせる、気持ちの良い出来事だった。


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